アトピー性皮膚炎は“アトピー体質”という遺伝的要素が関与し、多くは乳幼児期に発症します。痒みを伴う発疹が寛解憎悪を繰り返します。また、他のアレルギー疾患を合併しやすい傾向があります。ほとんどは小児期に治癒することが多いですが、まれに成人期まで続く場合もあります。時には成人になってから発症することもあります。アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は、最近世界的にも増加傾向にあります。

 皮膚症状を悪化させる要因にはさまざまなものが考えられます。3歳頃までの乳児期では食物アレルギーが問題になりますが、種々の検査(血液検査、皮膚テスト、除去食に対する反応)の結果が判明しない限りはむやみな食事制限は賛成できません。また、成人になるに従い環境因子に左右されやすくなるためより良い生活環境を整えることが必要かと思われます。

 

非ステロイド系とステロイド外用剤が多くあります。症状の程度を見ながら、また、本人・家族の希望を聞きながら選んでいきます。さらに、最近新たな治療薬として免疫抑制薬(タクロリムス外用剤)が発売されステロイド外用のしにくい顔に使用されるようになりました。他の部位の外用も可能です。
掻痒が強かったり、日常生活に差し支える場合やステロイド外用を弱くしたりやめて行きたい場合には必要かと思われます。
半導体レーザーを頸部星状神経節に照射し自律神経系に作用することにより痒みのコントロールが目的です。
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